禁厳有共

晒さないでください

soleil

世界中に五万と存在するバンドマンの中で私が一番愛している所謂“本命麺”

今日は冬休みの中にある唯一の休日で(過労死)、上野でもふらつこうと電車に揺られているので彼の惚気でもつらつらと打っていく、私の太陽。
私はいつも彼のことをそう表現している。

彼の盤は以前より随分と難易度が上がったものの(当たらないと撮影できない、等)未だに撮影会は行なっている。
しかし私は撮影会に行かない事を約束にライブに行かせて頂いているので彼と話したことは一度もない。
だから、対話を含めた良さの紹介はできない、残念ながら。

たぶん目の前にしたら冗談抜きでしんじゃうとおもう。

私が常々思っているのは華がないと好きになれないということ。

華ってなんだ、オーラってなんだ、って感じだけど、やっぱりそういうのって確実に存在していて、どうしてもステージングに顕れると思う。

幾ら顔が好きでも、歌がうまくても、曲が良くても、華がないと「なんかいいや」って思ってしまう。

私が盤や麺に対して華を感じても、全く感じない人もいるだろうし、そこは個人の感性なので正解不正解は存在しない。

因みに、オーラなんてのは正直生まれ持った物の一つだと思うし、もし自分らが持たざる人でもフロアを沸かせることができればハリボテであれ少しは近づけるのでは、と私は考えている。

閑話休題

最初に好きになったきっかけは顔だった、純粋に。「うわ、顔良」そう思ったのを覚えている。
参照:緑川ゆうチャンネル「地方バンギャが上京してはいけない理由お話しします」

曲だけがずっと好きで麺にも盤にも大して興味はなかった私を衝撃で撃ち抜いた。
一刻も早く受験なんて終わらせてこの人に会いにいかないといけないと思った。

でも結局顔が好きなバンドマンだって山ほどいるし、こんなにも魅了させ続けてくれるのは私にとってそのステージングが太陽のように輝くものであることが大きな理由だと思う。

ヴィジュアル系ってなんて素晴らしいジャンルなんだろう!
バンギャでよかった、ヴィジュアル系がない世界など想像するだけでどれだけ陰鬱としていることか…と思ったけれど、ヴィジュアル系のそれ自体が1番陰鬱でウケた。

お立ち台から放たれる満面の笑み、微笑み、ウインク、ファンサ、口元のピアス、舌、頭を振る姿、前髪を整える姿、一挙手一投足のその全てが私にとってダイヤモンドより光り輝くもの、彼にしか放てない。

ネガティヴな姿も発言も一切みせることない、ファン想いでバンドを愛している姿がすき。

でも私は、例えそれが全て嘘でも良い。

もしかしたら常にネガティヴでもそれで良い、楽屋でバンギャの悪口を沢山言っていても良い、バンドや音楽への愛が一切なくても良い。

私が推し図って彼に「大変だよね、きっとそうだ、」と言うのも違うけれど、10年近く自分を商品にしていたら客にイラついたりネガティヴになったりすることも人間だったらきっとあるはずで、それをこちら側に一切見せない姿を私は尊敬しているし、愛している。

1番大切だけれどふと忘れてしまいがちな“全て隠し切る”を完璧にやり切っている彼を私は心からリスペクトしているし、見るたびに感動している。
自然と自分の背筋が伸びる。

同業の女なんて輝いてれば輝いている程惨めになってしまう今、私の中に唯一存在する太陽が彼で、純粋なモチベーションをくれる。

それが私が彼を好きであり続ける理由だと思う。



サークル内で読んで下さってる方の中に、ヴィジュアル系バンドマンをアイドルっぽく推すのがあまり好きではない人がいたらごめんなさい。
尚、この記事はメガネをかけた女子中学生が執筆しております。