「（私）に1番とってほしい」
少し前に言われたことがここ数日ずっと引っかかっていた。
文脈的にメンバー間でという意味だったと思われるけど、私はそんな事を考えた試しがなかったので少し驚いた。
単純に全体で見た時のお客さんの母数が少ないので今はどうにかしてそれを増やしていくことしか考えられていなかったし、これは競争が苦手という私の元の性格のせいもあると思うけれどメンバーに対するライバル意識みたいなのがそもそもあまりなかった。（勿論多少はある）
私自身、華がある1人が圧倒的に強いグループがめちゃめちゃ嫌いなので自分であれ他麺であれそういうのになるのはイヤだな、、と思ったが、弊社に歴代いたグループを見返してもメンバーのバランスや売り方的にそういうことしているグループはなかったので恐らく社長もあまり好きじゃないんだと思う。
社長のそういうところが好き♪（隙あらば惚気）
これは社長の受け売りだけど、お客さんは3ヶ月で入れ替わると言われているらしい。3ヶ月で飽きがきて別のところにいって、また暫くしたら帰ってきたり、一途な人もいるけど基本的にオタクとはそういう生き物らしい。人気には波があるから変に一喜一憂したりせず、今1番でも暫くしたら渋くなっているかもしれないし、波があるものだと思って気を保ったほうがいい。だそう。
母数が少ない今の時点ではあまり当て嵌められないけれど、沢山お客さんの流動（流れては行かないでほしい）があるくらい大きくなりたいな。
そこに至るまでの文脈は置いておいて、情けない私のネガティヴモードに対して麺がくれた言葉が嬉しかった。
概要としては、「焦らなくていい （私）の良さがあるし気づいてもらえる 刺さる層を同じにしたら限界があるしそれぞれ個性があって違うお客さんを引っ張ってくればいい 社長もそうやって私達を選んだ 」というものだった。
その言葉がうれしかったし、あまりにも正しかった。
私達は仕事に対するモチベーションとプライドの高さが同じなだけで、それ以外は似ているけれどバラバラで、とても綺麗にバランスが取れているなと思う。
そこがすき、全部すき。
先日乃木坂46のライバルグループが発表されたというニュースを見た。
顔も名前も何人いるのかも見なかったけれど、あれだけの人数がいたら合わない性格や相性の人も絶対いるだろうし大変そうだな。というのが素直な感想だった。
よく考えると少人数で相性悪い人がいた場合の方がおしまいだけど幸い私達はどの組み合わせでもそういう事は起こっていないので本当によかった。
私にも当然苦手な人種というものは存在していて、例えばあのちゃんみたいなふにゃふにゃした話し方をする女。
クソムカつくので絶対上手くいかないし私がそういう女に優しく接している想像がつかない。
以前現場でそういうキャラクターの同業を見かけたとき（うわあ… 苦手… うちにいなくてよかったあ…）と心の底から安堵したが、弊社自体にそういう子がいないのでおそらく社長も好きじゃなくて落としているんだと思う。有難い、、、、
秋元康が作るグループなんて波はあれど大抵天下を取るんだからアイドルを志す子はみんな入りたがるものだと自分でも思っていたが、いざなってみるとそういう訳でもないかもと思った。
最近48グループでうまく咲けなかった子がライブアイドル業界の中で強い事務所に入って強くてニューゲームみたいなムーブをするのを結構見かける。
グループ自体が既に強くても運営に見つかるか 推されるかに全てがかかっていて周りが常に本当にライバルなのはしんどそうだなと考えるだけで戦慄する。
そもそも私のようなちんちくりんが秋元康の作ったグループに入れるかと言うといっぺん死んで生まれ変わらないと無理だと断言できるのでこんなif存在しないが、秋元康の作ったグループか、今自分がいるグループか、どちらか選んでいいよと聞かれたら0.00000000001秒も経たないうちに即答で「今」と答える。
大きなステージに立ちたいけど、やっぱりライブハウスが好き。
要望通り肩もお腹も出した衣装で、素の自分で売っていける環境が好き。
自信があるフリをしているだけで虚勢を張り続けている泣き虫な事に変わりはないけれど。
私を選んだ人のセンスがあることを、私を選ばなかった人のセンスがないことを短い人生かけて証明していきたい。
この土日で仕事からのオケオールを2セットしたので(⁉️)そろそろ眠りにつこうかな…。
