禁厳有共

晒さないでください

2O23 O413 日傘無くした日本死ね

買った日傘を1週間経たずになくした。

遮光100%の日傘で、フリルと木製の持ち手がかわいくて心の底から気に入っていた。

某クソ私鉄沿いに住んでいるせいで大学まで10分以上日陰のないところを歩かなきゃいけないので思い切って購入したものだった。

7000円以上したけれど私の心は満たされていたし、自分で働いて買ったもの、という事実は自分が少し大人になったような気にさせてくれた。



昨日、折り畳むこともできるので折り畳んだ状態で鞄の側面のポケットに挿していたら降りたら消えていた…

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鞄は足の間に置いていたので盗まれたとも落としたとも考えられないし、母親には「そもそも駅に着くまでに落としたんじゃないの?」と言われた。
ショックすぎて思考が停止して何も考えられなかったし、私の日傘は神隠しのように消えてしまった。

当然駅員に問い合わせたが夜になっても見つかることはなく完全に諦めた。

因みに今まで電車に 本、ビニール傘、お弁当(見つかった)、お弁当(入試の日)(見つからなかった)、を忘れたので駅員さんとのやり取りは慣れたものである。本当に恥ずかしい。



同性にしか伝わらないが、生理前なのもあってあまりに死にたすぎて泣きながら母に電話した。
ショックなことがあった時や死にたくなった時、真っ先に電話できる相手がいるのはうれしいことだなと思ったし、親なら尚更だと思った。
それがきっと当たり前や普通じゃない事をこの歳の私は理解している。




物を買うのが嫌いになった。
元々そこまで好きじゃない。
時間にお金を払うのが好き、ライブハウスで爆音で好きな音楽を聴きながら頭を振りたい、ペンライトを振りたい。
好きなアイドルと話す為にチェキを買いたい。
一昨日観た映画が良かった。
好きなバンドがサブスクを解禁していないのでiTunes Cardで買い足した。

物はいずれなくなるから嫌いだ。
使い切るか、なくすか、壊れるか、いつかは期限が来る。
払ったお金が無駄金だった場合、そのライブや映画はいずれ記憶から薄れて 大した事なかったな… となるのに対して物は部屋で目があった時にイヤな気分になる。

いい時間を得た時の心の感動には限りがないのに対して、いい物を得た時の心の感動には上限があるなと思ってしまう。

世の中には私と逆で物に優先的にお金を払いたい人も沢山いるだろうけど、どのくらい私と考えが違うのか、頭の中を覗いてみたい。




久しぶりに踊った。
着替えて靴を履いて大きな鏡の前で踊ったのは約2年ぶりだった。
踊っている時は嫌な事を全部忘れられる。
頭の中が忙しいから。

振りを覚えるまでは次はどの動きをするのか、振りを覚えてからは自分が間違えやすいところ、改善したいところ、一つクリアしても当然またすぐ湧いて出てくる。

私のような数年習ってた程度の素人にはプロの気持ちは当然わからないけれど、全て完璧に踊れているプロのダンサーは踊っている時何を考えているのだろう。
プロにしかわからない領域の事を考えながら踊っているのか、全て完璧だから頭の中を空っぽにしてひたすら楽しく踊っているのか、私もいつかそれになれたら…。




追記:
母に絶対それ傘盗まれてるよ、って言われた、盗んだやつ地獄に堕ちろ。